新編。

BLUE MONDAY 「ったく、なんて日だ」 男は舌打ちと共に先ほど届いた手紙を破り捨てた。 本当なら今日、一ヶ月続いた任務を終え 家族の元に戻るはずだったのだ。 本来なら迎えが来る予定だった時刻にやってきたのは 通りすがりの遊牧民が投げるように置いていった 任務の期間延長を知らせるその手紙だけ。 砂漠のど真ん中 …